【国語編】中学生におすすめの教材

「国語力を高める語彙1560」出版：増進堂・受験研究社

まずはボキャブラリーを増やそう

日本語の文章を読むためにも、まずはボキャブラリーを増やさなければなりません。
そこで、渡辺塾でおすすめしているのが「国語力を高める語彙1560」です。

この本はテーマ別に重要語句がまとめられていて、１つのテーマに関連した語彙を効率よく勉強できます。
また、1つの単語につき類語、対義語をいくつかリンクさせているので、複数同時に覚えやすく、読み終わった後は思った以上に語彙が豊富になります。

日常生活、定期テスト、高校入試すべてにおいて使える参考書です。

覚える目安としては、一日１テーマ分（約５０個くらい）の時間が確保できれば充分です。

毎日、学校での朝読書の時間（１５分）に読み進めるだけでも、かなり効果があります。

「中学　国文法の完成 」発行：文理

中学国語の文法はこれ１冊で完璧

文法の参考書と問題集を兼ねているのが、この「中学　国文法の完成」です。

中学生が間違えやすい助詞や助動詞の区別や、活用するしないといった語形変化のまとめが表でまとめられているので、非常に分かりやすい。

さらに、インプットした知識を、すぐに問題を解いてアウトプットできるので、効率がいいです。
しかもその問題も、中学生が出題されたら困るであろう問題が出されます。
ですが、しっかりと要点のまとめを読み返し、解説を読めば理解できるつくりになっているので、自習でもどんどん進めることが可能です。

ですが、これはあくまで基本的な問題を解くための、最低限の参考書です。
学校の定期テストならこれでも対応可能ですが、受験対策として、下でおすすめしている問題集も解いておくと、万全でしょう。

「中学　パワーアップNEXT 」発行：学友社

国語はセンスじゃありません。論理的に解こう

「国文法の完成」で知識をインプットしたら、問題集を解いて知識をアウトプットしましょう。

その問題集ですが、渡辺塾で使用しているのがこちらの「パワーアップNEXT」になります。

パワーアップNEXTの優れているところは、付属の解答解説が論理的で、「なぜ」この問題の答えはこうなるのか、この選択肢は「なぜ」違うのか、などが分かりやすいところです。

自習において、問題を解き、答えを見てマルバツだけつけて終わりにしないようにしましょう。
この本のように、丁寧な解説がついている問題集は貴重です。