こんにちは、渡辺塾の渡辺です。
「国語」の成績を上げるのって、難しいですよね。
数学みたいに公式を覚えて当てはめるわけではないので、正解不正解の基準が曖昧に思えてしまいます。
ですが、「国語」は全ての教科の基礎です。
文章の意味を理解できなければ、そもそも問題が解けません。
先生が授業で行う解説も、理解できなければ記憶に残りません。
逆に言えば、国語ができれば全ての教科に応用が利くとも言えます。
そこで、この記事では「SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること」を読んで、タメになった点について解説します。
国語を学ぶことで育つ能力
国語の成績をあげるために親がするべきこと
以上の2点について深堀していきます。
国語を学ぶことで育つ能力
①論理的思考力
②他者を理解する想像力
①論理的思考力
論理的思考力とは、事実を道筋立てて説明する能力です。
目の前の事象に対して、その理由を論理的に考察することは、全ての教科で必要とされます。
国語が全ての教科の基礎と言われる所以ですね。
①他者を理解する想像力
国語は想像力を育む教科です。
とりわけ、他者の気持ちを想像する能力を育みます。
人がたくさんいれば、その数だけ考え方があります。
大人でも自分と違う相手の気持ちを理解するのは難しいことですよね。
子どもにはなおさらだと思います。
子どもに対して、「相手の立場になって考えられる人になってほしい」と思う親御さんは多いでしょう。
国語を学ぶことで、他者へ配慮し、自分と違う意見でも認められる、感受性の強いひとになることができます。
国語の成績をあげるために親がするべきこと
①子どもと同じ目線で話す
②コミュニケーションの量を増やす
①子どもと同じ目線で話す
子どもと話すときに、親の立場が上、子どもが下、と無意識に接していませんか?
このような接し方をしていると、勉強は「強制されるもの」というイメージがついてしまいます。
ミスを過度に指摘したり、押さえつけるような教育は逆効果です。
大事なことは「この本を読みなさい」と命令するのではなく、「この本、面白かったからおすすめだよ」と同じ目線で話をすることです。
友達に本を薦めるのと同じノリですね。
②コミュニケーションの量を増やす
国語は言葉の教科です。
言葉を覚えるうえで大事なことは、コミュニケーションです。
親子の会話を増やすことがとても大事だと本では紹介されています。
一つの事例として、私が親とよく話すようになったきっかけをご紹介します。
中学校だと、朝に読書の時間がありますよね。その時間に読む本を持っていなかった私は、母に相談したところ、母の本棚から自由に持って行っていいよと言われました。
母は、赤川次郎が好きで、本棚には赤川作品がたくさんありました。
私も赤川次郎の本を読むことで、母とのコミュニケーションが増えました。
感想を言い合ったりして、母と話すのが楽しかったのを大人になった今でも覚えています。
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